『シュヴァリエ』原作版より、女騎士スフィンクスことリア・ド・ボーモン嬢であります。
……正確には彼女の魂が降霊した主人公・デオン君の『変身後』の姿なのですが、アニメ版よりも原作のアクションシーンでは彼女が主体となって活躍しているので、あえて表題はアニメ版のようなデオン=リアではなく、リア姉様単体の扱いにしています。
アニメ版は降霊の描写がリアルで、デオン君が彼女に『変身』するというよりは、危険の察知により、『自動的に』彼女の人格に豹変する、という感じで、シルエットもあくまでデオン君の肉体を借りて干渉しているというのが大前提の為、中性的な雰囲気なのですが、漫画やそれに近い設定の小説だと、人格の交代はデオン君の意思も伴い、完全に見た目が女性(生前のリア姉様)に変化します。
イラスト自体に関しては……まあ、自分で言っては何ですが。『誰が描いたの?コレ?』という位に、今までの管理人の作風とサイトの傾向を逸脱しまくった一枚に仕上がりました。一枚絵として非常に華やかなので、トップイラストにさせて頂いたのですが、いつもの見慣れたセンス皆無なフレーム内に収まっていなければ、常連さんほど、一瞬、サイトを間違えたかと思ったのではないでしょうか(苦笑)。普段はなかなか描く機会に恵まれないボールのような巨乳と、濃ゆいアイラインに長い睫毛を思う存分ビシバシ入れられたのは非常に楽しかったです……が、作業中、何度かしばらくフリルとはご縁を切りたい気分になったのも事実です(汗)。
仕上がりはいつも以上に頑張った分、総合点で非常に満足出来る一枚になりました。
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