オンラインに先立ってペーパーの表紙を飾るはずが、結局オンラインでの発表が先になったあげく、肝心のペーパーには、発表から半年以上経過した2006年11月現在、未だに未収録という本末転倒な状況に陥っている長髪カナートさん第2作目。相変わらず不思議なほど美形な仕上がりになっています。
人物はもちろんの事(特に髪のハイライト効果)、背景処理も久々に気合いがこめられているのを感じますが、色調整を微妙に失敗した為に、『カナート閣下、腐海に降り立つ』のような世紀末空間になってしまい、飛ばしたホワイトがなんだかカビの胞子に見えるという悲しい現実がここにあります……うう(涙)。
それ以外はアオリの構図といい、お気に入りの一枚なんですけどね。高貴なキャラにはやはり原哲夫アングルが似合います。
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