創作キャラに33の質問〜ジル=ド=レイ編〜

. お名前・年齢・性別を教えて下さい。

訳あって名乗れぬ身ゆえ、どうしても必要であれば〈ランスロット〉と呼んでくれまいか。

……何?ここでは真名を名乗っても構わぬのか?

ならば……あまり大きな声では言えぬが、ジル=ド=レイだ。

よもやここまで自らの名を口にし辛い時代になろうとは、努々思わなかったが……歴史における敗残者の扱いなどそんなものだろう。

年齢はおよそ600歳ほどになろうか。男子だ。

 

. 他の人には何と呼ばれていますか?

……若様、お館様、男爵、閣下、将軍、元帥。

かつては人によってだいたい何れかの肩書きで呼ばれていた。

今となっては、教皇庁の内部ですら私の素性を知る者自体が少なくなってしまったし、【ランスロット】か、単に【騎士殿】と呼ばれる場合が多いな。

 

. 一人称&二人称は?

我が身を指して『私』、相手に対しては『貴公』。婦人や貴人に対しては『御身』や『貴方』だな。

礼にはかなっていると思うのだが。変えた方がよいのだろうか?

 

. 種族を教えて下さい。

人……ではないだろうな。

『不死者』か『悪魔』か……いずれにしろ、あまり輝かしい存在とは言えないようだ。

一応、司祭達が『吸血鬼』と呼び習わしている者達が特徴的には一番近いと言えるだろう。

 

. 身長と体重を教えて下さい。

身長は186cm、体重は78kg……らしい。

取り立てて大柄というわけでもなく、小柄でもない。

 

. 髪と瞳の色を教えて下さい。

髪は見ての通り、真っ白だ。見ようによっては銀に見えなくも無いか。

昔は黒かったのだが……ある日を境に綺麗に色が抜け落ちてしまった。

瞳は青みを帯びた碧だ。『力』を一定以上の割合で使うと紅くなる。

 

. 自分の性格を一言でお願いします。

昔は『貴族らしくない』とか『生真面目すぎる』とか言われてからかわれたものだが……自分としては、ただ人の上に立つ者としてかくあらんとするべき姿をとろうとしているだけだ。

……それが『生真面目』というのであれば、そうなのだろう。

 

. 家族構成を教えて下さい。

早くに死に別れた父と母、その両親に代わって後見人となった祖父と弟が一人いた。

妻も娶ったが……領地欲しさに祖父が強引に推し進めた近親婚だ。互いに哀れみや憎しみを覚える事はあっても、愛情を懐く事はついぞなかった。

妻には申し訳ないことをしたと、今も思っている。

 

. 御職業を教えて下さい。

今は日陰者のこの身ではあるが、在りし日は王国の貴族として戦に参じ、元帥に序せられた事もあった。

その後は教皇庁に神の騎士として召抱えられ……気がつけば、どうも狩る側から狩られる側になってしまっているようだ。

 

10. 貴方の髪型は?変えたいと思いますか?

昔から長く伸ばしたままだ。

特に不便に感じている事もなし、変えるつもりもない。

 

11. 普段はどんな服装をされていますか?

教皇庁から与えられた【聖騎士】の正装を纏っている。

 

12. 好きな食べ物&嫌いな食べ物は?

どちらも取り立ててない。

 

13. 趣味はありますか?

幼い頃から読書は好きだった。暇さえあれば書庫に篭っては、手当たり次第に読み漁っていたな。

だがあの時代はいかんせん今ほど書籍が流通していなかった。仕方ないので、どうしても読みたいものがあれば、自分でラテン語の原書を訳したりもしていた。

 

14. 貴方のクセは何ですか?

自分では思い当たらない。誰か聞ける相手が良かったのだが……残念だ。

 

15. 好きな動物はいますか?

馬が好きだ。

乗馬は貴族のたしなみではあるが、そんな事は関係無しに好きだったからな。友人のようなものだ。

 

16. 苦手なモノ(事)ってありますか?

ふむ……これも特にはないな。

しいて言えば……色恋沙汰であろうか。婦人のお相手は戦の駆け引きより難しい。

 

17. 自慢できる事(特技など)はありますか?

武芸については別段自慢する事でなし……美術のそれも本職にはとうてい及ばぬ。

まだまだ何事も鍛錬が足らないようだ。精進せねばな。

 

18. 肉体的・精神的に自分の好きなところはありますか?

元来の身体の強さを与えてくれた両親には感謝しきれぬ。

これがあって、初めて我が身は人を超える事が出来たのだから。

 

19. 肉体的・精神的に自分の嫌いなところはありますか?

与えられたものに対し、誇る事はすれ、恥じ入るところはない。

 

20. お酒は飲める方?

飲めないことは無い。人並みだ。

 

21. 1日で何をしている時が1番楽しいですか?

やはり読書をしている時かな。己の知識欲が満たされる時、この上なく幸福を感じる。

 

22. 好みのタイプはどんな人?

……これについては、逆に私が質問したいのだが。

何故、皆そろいもそろって、私が口を開く前から『【ラ・ピュセル】ですね?』と断定してかかるのだろう……(汗)

いや……別に否定はしないが……だからこそ妙に腑に落ちないものがある……

 

23. そんな好みは置いといて、自分に合うと思うのはどんなタイプだと思いますか?

私は彼女にふさわしくないだろうか……?

 

24. 恋愛に関しては積極的ですか?奥手ですか?

『思いの深さを行動で示せ』というのであれば、それなりに積極的ともとれなくないかもしれないが……『男女の駆け引き』に限れば、未熟者だろうな。

 

25. 好きな人(または恋人)はいますか?

いる。

 

26. 初恋は何歳の時ですか?その相手は?

思えばあれが初恋だったのかもしれない。

相手は……言うまでもないだろう?

 

27. 初Hは何歳の時ですか?その相手は?

……『えっち』とは?

(……説明中……)

なるほど……睦みあいの事か……随分と込み入った質問だな。黙秘権はないのか?(汗)

 

28. 突然「貴方の事がずっと好きでした。付き合って下さい!」

と同性に告白されてしまいました。どうしますか?

……困った事にあまり笑い飛ばせない質問であるのが恐ろしいな。

とは言え……私にその嗜好はないし……思慕の念が懐けぬ相手であれば、ただ丁重にお断りする以外、取るべき方法がない。それで恨まれても……正直非常に困る。

 

29. プロポーズをするとしたら、何と言いますか?

『愛している』

言葉は稚拙な分、後は行動で示す。

 

30. 自分はどちらかというと人をイジめる方が好き?イジメられる方が好き?

どちらも好まぬ。

 

31. 嫌いな相手が貴方に助けを求めています。どうしましょうか?

嫌いな相手……一体誰だろうな?

程度によっては無視を決め込むかもしれぬ。

騎士として褒められぬ所業だが、所詮私も神ならぬ身だ。

 

32. 愛する相手が目の前で無防備に眠っています。…どうしましょうか?

実際そういう場面に多々遭遇していたのだが……とても見過ごせるものではなかったゆえ、一晩中側について、不埒な輩が近づかぬよう気を張っていた。

 

33. お疲れ様でした。貴方の親しい人に何か一言コメントを頂いて下さい。

蓮美「……ねぇ、レジーナ」

レジ「なんでしょう?蓮美さん」

蓮美「どう考えても、あの極道神父より、この人の方が人格的に優れているような気がするんだけど。

むしろ貴方の上司を土下座させても戻ってきてもらうべきなんじゃないかしら?」

レジ「そんな蓮美さん……本当の事を言ってはいけませんわ。

ですが色々と込み入った事情がありまして……簡単にはいきませんのよ。私としても残念ですわ」

蓮美「そんなわけで神父様。油断していると横から主人公の座を掻っ攫われていくわよ。気をつけてね」

ルカ「……あの男……何が何でも討ち倒す

 

質問配布先:『浪漫硝子』様

 

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