なりきり100の質問……改め50の質問・その2 『エンペラーズ・ハイ』電波カップル降臨編・第1回 エリフォン「さてさて、果たして好評なんだか不評なんだか、反応がないんで作者が気ままに続けちまってる微妙な連載もこれで3回目。 本日からの2回を担当する司会進行のエリフォン=スザック=アフラロイドだ。オンでは初登場になるが、以後よろしくな。 詳しくはこっちのページを参照してもらうとして…… まあ、しっかし、なんなんだいきなり……このページの雰囲気、一瞬間違って別のサイトに来ちまったかと思ったぞ?」 聖華「サイトの模様替えへの布石じゃないかしら?きっと試験的試み、というものね」 エリフォン(以下、エリィ)「おお、ひっさしぶりだな聖華ちゃん。兄貴は一緒じゃなかったのか?」 聖華「ええ。会議があるとか何とかで。 でも大丈夫。ダーリンの事ですもの、呼べばすぐに時空の果てからでも跳んできてくれるわ(にっこり)。 だ〜りん〜!エリィ君が私にえっちな事をするの〜!」 エリィ「……え?ちょ、ちょっとま……」 どごぉおっ! (↑〈全知神〉渾身の異次元経由による真空跳び膝蹴りが、その弟の脳天にヒットした音) ダレンフィム(以下、ダレフ)「野獣、死すべし」 聖華「ダーリン!やっぱり来てくれたのね!」 ダレフ「大事無いか?聖華」 聖華「全然大丈夫よ!」 ダレフ「……そうか。よかった」 エリィ「ちっともよくねぇよ。 実の弟に向かって、いきなり問答無用で真空跳び膝蹴りかよ。つうか、このサイト見てる世代に分かるのか沢村忠。 どうせなら、もっと今日日の若者がついていける技を決めろよ」 ダレフ「ふむ。例えば?」 エリィ「え?……うーん、そうだな……コブラツイスト、とか?」 ダレフ「おそらく、読者からすれば、それも五十歩百歩だと思うのは私の気のせいだろうか。 まぁ、よい。本題はそこではなく、お前が私の聖華に対し、いかなる破廉恥行為をしでかしたか、という事であり……」 エリィ「そうそう……って違う!そもそもそれが濡れ衣だッ!」 聖華「ごめんなさいダーリン。私がダーリンを呼び出すためについた嘘だったの……」 ダレフ「何?そうだったのか……?」 エリィ「ちょっと待て。冗談でなく本気で信じてたのかこの色ボケ魔皇。 ……まったく、聖華ちゃんの事になると見境がなくなるよな」 聖華「私は愛されていて嬉しいけれど……(苦笑)」 エリィ「……と、こんな『かお本』史上〈最強〉のバカップルが、以下質問に答えていきます。 ああ、先が思いやられるなぁ……(遠い目)」 Q1.あなたの名前を教えて下さい。 ダレフ「ダレンフィム=ソルフィス=アフラロイドだ。 もっとも、普段はもっぱら〈全知神〉で通っているせいで、名前なぞ兄弟身内以外に呼ぶものなどいないが」 エリィ「そりゃ俺だって同じ。 でも聖華ちゃんは兄貴の事、別の名前で呼んでたよな?確か……」 聖華「私は二人でいる時は『セイクリッド』と呼ぶわ」 ダレフ「公的には今、その名は息子のものだがな。 このあたりの事情は語ると少々長くなるので、別の機会があったらする事にしよう」 Q2.年齢は? ダレフ「すまぬが私には答えようのない質問だ。 ……もはや幾つの世界と歴史を渡ってきたのか分からぬのでな。『見た目だけ二十代』とだけ言っておこう」 聖華「ごめんなさい。私もちょっと答えられないわ」 エリィ「良いって良いって。うちの話でこの質問をまともに答えられるキャラの方が少ないんだからさ(汗)」 Q3.性別は? ダレフ「少なくとも現在の私の人格は『男』だな」 聖華「女です」 Q4.貴方の性格は? ダレフ「見たままだ」 エリィ「非常に簡潔で分かり易いお答えですねお兄様(汗)」 聖華「明るい、と言われているわ」 エリィ「同じく分かり易い」 Q5.相手の性格は? ダレフ「……実はいまだによくわからんのだ」 エリィ「いまだに……って、アンタら一体何年連れ添ってるんだよ?」 ダレフ「触れれば壊れそうな程、繊細に感じる事もあれば、いきなり焔のように猛々しい表情を見せる時もある。 恐ろしく諭した考えを語ったかと思えば、次の瞬間には無邪気に笑っている。 見ていて本当に飽きる事がない。 しかしこれは何も聖華に限った事ではなかろう?触れる角度によって人の性格など幾らでも変化して見えるものだ」 聖華「私から見るダーリンは、不器用だけどすごく優しい人。 ちょっと惚けたところとか、かわいいところもたくさんあるし、これ以上、魅力的な男性(ひと)とはもう二度と出会えないでしょうね」 エリィ「うわ、今のコメント、他の同族に聞かせてやりてぇ。 『かわいい』の部分で9割5分が怖気だって失神確実(笑)」 Q6.二人の出会いはいつ?どこで? 聖華「ひみつV」 ダレフ「……でもなんでもなく、単に作者が決めていないだけだ。 我々の世代が主軸の章はウン年前から頓挫したきりだからな(怒) 故に今ここでは答えられん。今後の本編の展開を待ってくれ」 Q7.相手の第一印象は? ダレフ「上記の理由で詳しい状況は話せないが……いや、なんと不思議な生き物か、と」 エリィ「女性か以前に『人間』としても認知してなかったんかい……」 聖華「私は今まで見た事がない位、とても綺麗な人だと思ったわ」 エリィ「いたって普通の反応だな」 聖華「でも、だから今ひとつ『男の人』という感じがしなくて、ダーリンを家に連れて帰ってきたら、兄さんにお口あんぐりされてしまったわ……」 ダレフ「確かに、仮にも婚約者がいる若い娘がする行動としては、あまり褒められたものではないかもしれんな」 エリィ「あんたがいうなやあんたが」 Q8.相手のどんなところが好き? 聖華「ダーリンの綺麗な顔はもちろん嫌いじゃないけど……顔だけだったらエリィ君だって十分賞賛に値するでしょ? やっぱり性格だと思うわ。もし外見が瓜二つの人が現れても、見分けがつく自信はあるわよV」 ダレフ「私はどれか一つとり上げるという事は出来ない。 あらゆる要素で構成された『聖華』という存在そのものがかけがえの無いものなのだ」 エリィ「うぁー……わかっちゃいたが、背中が痒くなる会話が続くなぁ」 Q9.相手のどんなところが嫌い? 聖華「時々ちょっとお惚けが過ぎるところ。 雑貨屋のジョンソンさん家に子犬が生まれた日は覚えているくせに、何故私と初めて出会った日を忘れているのかしら……(ぷんぷん)」 ダレフ「だからあれは私なりの冗談だったのだが……やはり慣れない事はするものでないな」 エリィ「どこまで本気で冗談なんだか、兄貴の場合、ちょっとわからないもんな…… それで、兄貴は聖華ちゃんに対する不満とかあるわけ?」 ダレフ「行動の予測がつかなくて、一緒にいて飽きないのは良いのだが……時々ついていけない時がある。」 エリィ「そりゃ端から見ていて、ある意味お互い様のような気がするが(汗)」 Q10.貴方と相手の相性はいいと思う? ダレフ「ああ」 聖華「ええ」 Q11.相手のことを何て呼んでる? ダレフ「聖華」 聖華「私の場合は、こういギャグ要素の強いお遊びの場だと『ダーリンV』だけど、公式には『セイクリッド』よね。 こういうキャラの違いって、読者の混乱を招くのではないのかしら?」 エリィ「こればっかはうちの作者の作風だから仕方がねぇよな。 それを言うなら、主人公が一番壊れてるし……」 テルゼ「ぶふぇっくしょん!」 史河「どうしたのテルゼ?花粉症?」 テルゼ「いや……多分、誰かがろくでもない噂をしているんだと思う」 Q12.相手に何て呼ばれたい? ダレフ「今のままで良い」 聖華「私も」 Q13.相手を動物に例えたら何? 聖華「(ダレフを見て小首をかしげ)ダーリンが……動物?」 ダレフ「(聖華を指差して)これが、『聖華』という生き物以外の何とする?」 エリィ「つまり、お互いが不思議生命体過ぎて、それ以外の何かに例えられないって事ね。はいはい」 Q14.相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる? 聖華「わたしV」 ダレフ「……私」 エリィ「あぎゃぁぁあ〜ッ!冗談だと思っても全身にじんましんが発生するような会話だぁああッ」 Q15.プレゼントをもらうとしたら何がいい? 聖華「えーと、これは真面目に答えておくわね。 ……もう少し一緒に過ごせる時間が増えるといいわね」 ダレフ「……そうだな。 私も同じ気持ちだ」 Q16.相手に対して不満はある?それはどんな事? 聖華「そうね……私自身に関しては特にないけど…… もう少しだけ親子で仲良く出来たらいいんじゃないかしら」 ダレフ「別に仲が悪いわけではないんだが……」 エリィ「余所余所しいっつうか、親密でない事は確かだな」 ダレフ「……善処しよう」 Q17.貴方の癖って何? ダレフ「こういう事は自分ではなかなかわからぬものだ」 エリィ「それじゃ次の質問で互いに指摘しあってもらおうか」 Q18.相手の癖って何? ダレフ「考える時、よく髪の毛をくるくるといじっている」 聖華「気がつくと必ず腕や足を組んでいるわね」 エリィ「意外と普通だな」 ダレフ「どういう答えを期待していたんだ」 Q19.相手のすること(癖など)でされて嫌なことは? ダレフ「機嫌を損ねた時、ニッコリと笑顔でウサギの世話を申し付けること。 ……あれだけは……あれだけは勘弁して欲しい。 あのウサギは私にとって不倶戴天の敵だ(涙)」 エリィ「兄貴が……天下の〈全知神〉が涙ぐんでいるーッ!(恐)」 Q20.貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは? 聖華「……という感じで『飼いウサギの世話を頼む事』だそうです(にっこり)」 Q21.二人はどこまでの関係? ダレフ「子持ちの夫婦だ。やる事はやっている」 エリィ「そこ、別に強調しなくても……(汗)」 Q22.二人の初デートはどこ? 聖華「最近は出会った当時の遺跡だけど……あの頃は近くのお花畑とか、空き地とか」 エリィ「のび●君とし●かちゃん並みの恋愛だなヲイ」 ダレフ「あの頃はまだ若かったからな……」 エリィ「あんたは若くないだろ」 Q23.その時の二人の雰囲気は? 聖華「良かったと思うわ」 ダレフ「近所の子供にひやかされた。つまりそういう事なのだろう」 Q24.その時どこまで進んだ? ダレフ「手も繋がなかったな。あの頃は」 聖華「意外と奥手さんなのよね」 エリィ「奥手というか、兄貴の場合、自分が『恋愛状態』にあるという認識がまだ出来ていなかったんじゃなかろうか」 ダレフ「確かに」 Q25.よく行くデートスポットは? ダレフ「Q22で聖華が答えている通り、遺跡やあまり人目につかない場所だな」 Q26.相手の誕生日。どう演出する? ダレフ「出来る限りその日は一緒に過ごせるよう、努力している」 聖華「残念だけど、ダーリンの正確な誕生日はわからないから、代わりに初めて出会った日を記念日にしてお祝いしているわ。 特に何をするわけでもないけど、『会いにきてくれてありがとう』というと、とても喜んでくれるわ」 Q27.告白はどちらから? ダレフ「私だ」 Q28.相手の事を、どれくらい好き? ダレフ「私が今『生きる』理由そのものだ」 聖華「たとえずっと離れていても、忘れる事はないわ。 今までも、これからもずっと」 エリィ「ううう、聞いているこっちが照れてしまう」 Q29.では、愛してる? ダレフ「愚問だ」 聖華「もちろんV」 エリィ「こんな質問があとまだ20問あるのか……やっぱり司会辞退するべきだったかな、俺(汗)」 ダレフ「引き受けたからには、最後までその役目を全うしろ」 エリィ「あいよ。 んじゃまあ、バカップルオーラに耐えられる読者は、後半部もよろしくな」 質問提供サイト様はこちら |