かお本ビジュアル資料館『エンペラーズ・ハイ』編(その2)
創作物の新ネタが無い為、これまでウェブ非公開だったキャラデザ原画を公開処刑してみる中継ぎ企画、第2回。
今回はただでさえイラスト搭乗率低めな上、おそらく全身が描かれたのはこれまで一度きりであろう、リフ兄貴ことレイグリフさんのご登場です。
(例によってクリックで原寸大)
基本、リフはマント着用がデフォルトなので、非常にレアになるであろう軽装バージョン。
他のメンツは将校用軍服がモチーフになっていますが、リフは創られた当初、保守派で主人公側と対立しているという設定があった為、服装もそれらしく、古式ゆかしいローブ風のものになっています。
(それが今となっては作中一番の良心的存在で、逆に、『エンハイ』はもとより、このサイト中で一番美味しいポジションにいるであろう『あの人』がラスボスになろうとは……)
ちなみに、こちらの設定にはまだリフの身長が178cm、ダレフの身長が181cmと書かれていますが、後にイメージが合わなくなってきた為、サイト掲載のリフ→192cm、ダレフ→185cmに変更されています。
マント着用の正装での正面&背面図。
割とあっさりイメージカラーが決定したダレフとは対照的に、リフの色彩設計が決まるまでにはかなりの試行錯誤があったのもあり、全体の色合いについては全キャラクター中一番のお気に入りかもしれません。
(その割にはイラストにあまり描く機会がないけどv)
悪役に見えない上品で爽やかなカラーリングを狙ったつもりが、デザインに引っ張られる形で、普通にいい人ポジションになってしまったのが、結果オーライと言うかなんというか……
小説を書いている時もそうですが、作りこんでいくうちに、キャラが勝手に自己主張を始めるのが、一次創作の面白いところです。