2015年11月8日 / 最終更新日時 : 2015年11月8日 aoi-tamaki 長編小説 在りし日の血の絆 「将軍……将軍はどちらに……?」 血の臭いが鼻につく陣内において、およそ場違いとしか思えない可憐な声が、徐々に軍団の士気を高める御使いの加護として定着しつつあった頃。 その声の主は進軍に際して自らに与えられた副官である騎 […]